2017年10月21日土曜日

インドネシアのインスタントドリンクの紹介

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今回は現在インドネシアの食文化を語る上で欠かせない、粉末状のインスタントドリンクについて紹介します。インスタントドリンクといえばインスタントコーヒーが有名ですが、インドネシアの場合は結構いろいろな種類の飲み物がインスタント化されています。

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以下は現地のスーパーや屋台で普通に手に入るインスタントドリンクの紹介です。


・Sari Temulawak:ハーバルドリンク。柑橘系の甘さで、飲みやすい。
・Apple Tea: 一般的なリンゴジュース。
・W'DANK:ジャワの伝統的な飲み物。ココナッツ風味で激甘。
・ENERGEN:朝食代わりのスープ系?飲料。チョコ味で美味しい。
・Madurasa:ライム風味のハチミツ。人によってはお湯に溶かして飲む。


・Tora Bika Creamy Latte:激甘ラテ。別口の砂糖を入れるとさらに甘い。
・Luwak:見た目はブラックコーヒーだが、当然砂糖入り。粉のざらつき感もある。
・ABC White Coffee:普通に甘いミルクコーヒー。
・Cafe Viet:※ベトナム土産のコーヒー。こちらも砂糖入り。


・Kopi Jahe:生姜入りコーヒーだが甘い。
・Susu Jahe:生姜入りミルク。甘さの中に生姜の辛さが入って美味。
・Kopi Ginseng:朝鮮人参入りコーヒー。甘くてほろ苦い味わい。


・Sari Jahe:生姜ドリンク。ピリッとした辛さが特徴
・Jahe Wangi:生姜ドリンク。こちらの方がさらに辛い。


・ESTE EMJE:ミルク・ハチミツ・卵・生姜などが入ったドリンク。非常に美味で飲みやすく、風邪気味の時に飲むと効果抜群。TOLAK ANGIN(トラック・アンギン)と合わせてオススメしたい一品。

関連:インドネシアで買ってきた飲み物の写真

 こんな感じで、どれもほぼ同じサイズで、一包一回分の袋入りのものが普通です。スーパーで買うと、大体一箱に5袋くらい入っていますが、路上の屋台だとバラ売りもされています。作り方は、当然ながらどれも等しく中身をコップに入れてからお湯を注いで混ぜるだけです。作り方が簡単なので、インドネシア語が読めない地方の人や、外国人や、そもそも学がない貧しい人でも楽しめます。

 味の特徴としては、基本的に糖分が多めのものが多く、生姜入りの飲み物が意外に多いことです。また、普通のお茶のように、茶こしやポットといった道具が不要なので、コスパがいいです。また、一回分ごとに包装されているので、虫や湿気に強く衛生的です。

 こうしたインスタントドリンクは、高温多湿気候の国で、貧しくて意外に忙しく面倒くさがりでインドネシア語がしっかり読めない人も多い、大多数のインドネシア人のニーズにマッチした商品だと思います。

 ただ、欠点としては最初から糖分が多めで調節できない、風情がなく味の再現性もいまいちな感じがする、リサイクル不能なゴミが出やすい、といった面もあります。

 ちなみにこうしたインスタントドリンクは、家庭や企業の応接間以外でも、いろいろな場面で見かけます。まず、路上の屋台で食べ物とセットで追加の飲み物を注文した場合、大抵こうしたインスタントドリンクが出されます。また、ちょっとしたレストランでも、ある程度までのレベルの店は、こうしたインスタントドリンクをそのまま出したり、あるいは追加でフルーツやスパイスをのせて出てきます。

 こんな感じでインドネシアのインスタントドリンクは意外に面白い存在です。お土産にも適しているので、インドネシアのスーパーや屋台に行く機会があれば是非探してみるといいかもしれません。



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